丹波発 次の生き方としての「田舎」 ―田舎は最高VOL.2

■著者
平野 隆彰 (編著)
■出版社
■定価
1540円(本体1400円+税)

 本書は、「空間・時間・自然」の豊かな田舎において、どのような生き方(仕事や活動)をして、どのような夢を描いてきたのか、また描こうとしているのかを語ってもらった多彩なエッセイ集である。
これから本気と覚悟をもって「田舎」に移り住みたいと考えている人、迷っている人たちにおいても、何らかの参考になればうれしい限りです。(「まえがき」より)

 

丹波発 次の生き方としての「田舎」 もくじ

京都から丹波へ          芥川 清
豊かな生活(くらし)      池畑美帆
つくる日々~丹波生活と丹波布と イラズムス千尋
丹波に能の種をまく      上田敦史
「手打ちそば木琴」という店作りをしています。 佐藤 勉
理想の農暮らしを探求して    竹岡正行
田舎だから出来なかった映画館が、田舎だから出来た理由   近兼拓史
兼業建築家 やりたい仕事は自分で創る    出町 慎
移住して変わるもの、変わらないもの  中川ミミ
自産自消ができる社会を創る    西辻一真
田舎暮らしで鬱から抜ける!    前川進介
田舎道     柳川拓三
森の舟から    由良俊也
「丹波のしごと」について     平野隆彰
プリザーブドフラワーで飛躍した大地農園
釣り具の総合メーカーささめ針
【コラム】田舎暮らし―この二十年間の変化  木村裕輝
配信で「田舎の普通」を全国へ   森田靖久
映画館のない街には住みたくない  伊木 翔
【コラム】豊岡市に誕生した4年制大学のインパクト 平野隆彰
天国からの指令 第三創業で故郷へご恩返し 植木 力
自然と共に生きる田舎暮らしの素晴らしさ   橋本宙八
なぜ、今「はなふじ総合ランド」か―京都府綾部市に《真の故郷》を   藤 大慶

 

 

どんな仕事、どんな暮らしをするにしろ、自分なりのモノサシを持っているかどうか、「次の生き方」のすべてはそこにかかっています。
そのモノサシを改めて見つめ直すという意味でも、本書の執筆者の生き方が参考になったとすれば望外の喜びです。
そしてもし次の生き方が決まったら、「どうぞ、丹波国にいらっしゃい!」
                       (「あとがき」より)
  令和4年春              編集人 平野 隆彰