看取りはいのり  私たちの夢の続き―

■著者
柴田 久美子 編著
■出版社
■定価
1870円(本体1700円+税)

人間の終末期において旅立つ方々と私達に言葉すら要りません。<
ただお互いに感謝を思うことのみがなすべきこととなります。
旅立つ方々の魂は天と地(肉体)を行き来し、
私達の魂すら導いて下さいます。
人間の終末期ほど、尊い時はありません。
その時に添わせて戴く事こそ、私達の魂を清め高めます。(「おわりに」より)

看取りはいのり  もくじ

はじめに

だれもが向き合うべき大切なこと ………いなますみかこ
母なるもの―無条件の愛 ………津山真知子
義父との約束 ………小川みさ子
看取り士として、生まれ変わった ………三木羽美
愛そのものになる ………中屋敷妙子
再会のさくら ………引野明子
看取りと「経糸の豊かさ」 ………塩尻じゅん
死と向き合うことで見えたこと ………当山なつみ
夢で母から最後の贈り物―奇跡と感謝 ………小林美奈子
人生はすべてが必然 ………門井孝子
映画「みとりし」制作から今を振り返って ………柴田久美子
・映画「みとりし」制作の願い
・看取り学と母性資本主義
・胎内体感について
・もう一人の家族として……
・日本看取り学会と日本の看取りを考える全国フォーラム
愛や喜びを感じる旅はこれからも ………白瀧貴美子
父から贈られた人生最高のプレゼント ………小坂久美子
看取りをとおし、命はつづく ………山口朋子
胎内は慈愛の世界だった ………谷村登志子
看護師として看取り士になった今の思い ………辻本今子
マザーテレサの想いを継ぐ看取り士 ………井上豊子
看取りは、国を護る思いと同じ ………久村寿美
ヨーロッパでも看取り学を広めたい ………デリニエ里美
いま、光の中で ………青柳利佳
奈良を看取りの聖地に ………乗本奈穂美
看取りが愛と知ったなら ………西河美智子


おわりに