手のひらの宇宙便りNo.1 (2015年5月18日)
お送りするものです。
◆ 5月1日、通巻5号が発行されました。
創刊ゼロ号が発行されたのは昨年10月1日。それから5冊目になる「手のひらの宇宙No.3 食と農と里山VOl。2」が、5月1日に発行されました。
この号の前には、『いのちの妙用』(明星坐禅会30周年記念)大槻
覚心編著が、4月18日に発行されています
◆ ショックとともに大きな感銘
『いのちの妙用』をお寺に納めたのは4月15日。その前日、印刷会社に製本を急がせて、入院中の大槻住職をお見舞いしました。それから1週間ほど後、住職は亡くなりましたが、その前日まで病床で嬉しそうに声を出して本を読まれていたそうです。
まさかのショックとともに、大きな感銘を受けました。4月24日は、ほかの7名の執筆者や参禅の仲間と出版を祝う会を予定していましたが、その日がご葬儀になってしまったのです。この連休明けまで、気持ちの整理がつきかねていましたが、見事ともいえる大往生です。
毎月、明星坐禅会の案内を出していた田舎元気本舗のHPにも書いています。
30周年記念誌『いのちの妙用』を残して逝った住職
http://ing-hompo.com/modules/post/index.php?content_id=1674
◆ 5月15日、「手のひらの宇宙No.3」の交流会の日に
第3号の出版交流会も、第1号の出版交流会をおこなった丹波市柏原町の「無鹿」(シカ料理専門店)で。
参加者は18名、そのうち奥様方は4名です。 やはり女性が多いと華やいでいいですね。上田敦史さんの小鼓の演奏(安宅の関)で始まり、9時頃まで大変盛り上がりました。
大阪から参加したOさんは、少し早目に来ていただき我が家に。そのときのOさんとの会話。
「来年、いよいよ引退してインドへ定住します」
「四住期の最後の林住期ですか。いいですね。ぼくもそれが理想ですよ。」
「まぁ、そんなものですかね。お墓もインドに用意してあります」
「えっ、お墓も・・・・」
ということで、ちょっと新鮮な感銘を受けました。大阪での第2号の交流会のとき、
「10年で108冊発行します」と改めて宣言しましたが、理想の林住期は遠のきそうです。
◆ 通巻・第6号を編集者として・・・田原圭子さん
創刊ゼロ号の執筆者・田原圭子さんがいま、通巻・第6号目の編集をしています。
彼女が長年温めていた企画で「いじめ問題」をテーマにしたものです。その内容はとても深刻で読むのが辛いほどですが、社会的意義のあるものになるでしょう。7~8月に発行予定です。当然、本の表紙は、田原圭子編となります。お楽しみに。
◆ 編集者を求めています
手のひらの宇宙BOOKsは、10年間で108冊を目標としていますが、私ひとりの編集では、とてもとても・・・。そこで望むことは、田原さんのような編集者です。
原稿を書くといいながら、いまだに送ってこないKさんですが、「ぼくはどちらかといえば編集者タイプだから」と言って、ある団体の記念誌を編集者としてまとめる予定、近々にその団体と出版契約をむすびます。
みなさんが望むテーマで執筆者を募り、1冊の本にまとめていただきたい!
本づくりのことがわからなくても大丈夫。あうん社(平野)は、編集者の後方支援をします。どうぞ、いつでもご相談ください。費用面のことなど、詳しくご説明します。
◆ 手のひらの宇宙No.4の執筆者募集中
現在、手のひらの宇宙No.4(通巻7号目)の執筆者をあと数名募集中です。
原稿締切は6月末で、田原さんの編集する本の後、8月末~9月初旬に発行予定です。もちろんテーマはなんでもかまいません。ご紹介などもよろしくお願いします。
◆ 夢
オバマさんが夢に登場して、私にこんなことを言いました。
「グローバリズムにもほとほと嫌気したよ。聞くところによると、手のひらの宇BOOKsというのは、ローカリズムを大事にした本ということだが。私にも書かせてもらえないかな」
「いいですよ。大統領を辞めたあとなら。手のひらの宇宙BOOKはオバマさんから小
学生まで、と常々言っていますからね。ただし政治の話はご法度だよ。
それから、ひとつ誤解がある。手のひらの宇宙BOOKsはローカリズムの本という
わけではありませんよ。なにしろ手のひらの宇宙というのは、一人ひとりの意識の世界、つまり無限大なんですよ」
「なるほど、そういうことか。では大統領を辞めたら、さっそく書かせてもらいた
い」
「ありがとう。その節はよろしくね」
と言っているところに、いかにも中国人らしい顔がオバマさんの肩越しにひょこっと現れました。どこかで見たような・・・? 習近平国家主席でした。
「わたしにも書かせろ!」
彼は強い口調でぶっきらぼうに言いました。
「好好、でも、政治家を辞めてからならね。政治の話や、日本の悪口みたいな話
はだめだよ」
「うーん、そいつは難しいなぁ・・・」
彼は、無表情に言いました。
「じゃ、サイナラ、ツァイチェン・・・」
この夢の続き、どなか書いていただけませんか? 非政治的に。