ミネルヴァ書房から4冊出版

2019年春から秋にかけて、あうん社の企画編集により
ミネルヴァ書房から出版した4冊です。

 『運動遊びが子供の脳とからだを鍛える』
吉川 靜雄 著 (公益財団法人 外あそび体育遊具協会 理事長)
A5判 238ページ 定価(本体2,000円+税)

……。安田祐治先生がこの遊具を開発したのは、体操選手や運動の万能選手を育てるためではありません。長年の教育現場での体験と研究により、「まともな脳」「まともな人間」を育てるには、幼児期の運動遊びがいちばんという教育的観点と信念からでした。……。(「はしがき」より)


『この国で死ぬということ』 
日本看取り士会会長 柴田 久美子著
四六判 256ページ
定価(1800円+税)

……。しかしこれからの超高齢化・多死社会の到来を考えると、もっと男性の方たち、とくに団塊世代と団塊ジュニア世代の人たちに、「この国」の現実を直視してほしいと思うようになりました。長年の念願であった映画の制作を決意したのもそんな思いがあったからです。
ちょうどそんなときに、本書の企画編集を担当いただいた、あうん社の平野智照さんから、『この国で死ぬということ』という本書のタイトルが提案されたのです。「看取り士のことだけでなく、これからの多死社会を俯瞰的に見る本をつくりましょう」というのが、その企画趣旨でした。もっと多くの男性たちにも知っていただきたいと願っていた私にとってこの提案は渡りに船でした。 
ということで本書では、これまでの著書の中から看取り文化に関することのほかに、ここ数年の活動と未来への展望なども書き加えました。私にとっては30年の区切りとなる集大成であり、新たな出発のための記念という位置づけとなります。……。(「はしがき」より)

 

『幸せになるヒント』
日本看取り士会会長 柴田 久美子著
新書判 定価(1000円+税)

……中略。皆さんが仕事に行き詰まった時、ちょっと手を休めてこの本に目を通していただければと思います。介護の現場の方々のみならず皆様にとってこの本がポジティブ思考の一助となるのではと思います。
そして「幸せになるヒント」になればうれしい限りです。略。(「はしがき」より)

 


『母性資本主義のすすめ』
藤 和彦 著
定価(本体2,000円+税)

著者紹介
経済産業研究所上席研究員
1960年生まれ 通商産業省(現経済産業省)入省後、
エネルギー・中小企業政策などに携わる。
2003年に内閣官房に出向(内閣情報調査室内閣参事官)。
2016年から現職。著書に「原油暴落で変わる世界」など
最近は経済・金融の知見に加えて社会学や哲学、
宗教学の観点も踏まえて日本のあり方を積極的に提言している。