『マクロビオティックの世界観 巻2』

「遊ばざる者は食うべからず!」と喝破した桜沢、
世界へ羽ばたいていく、その情熱と行動力。
メイゾン・イグノラムス(愚か者の家)の生き残りとなった著者が、「桜沢如一研究の第2段」として恩師に捧げるオマージュ。

手のひらの宇宙BOOKs No.24
『マクロビオティックの世界観 巻2』
本書は戦後、とくに終戦前後の思想的混乱と物資窮乏の中で、
相変わらず桜沢が夢に向かって逞しく真生活運動を展開している様子を辿って見ました。
「食養会よ!さようなら」をした後のジョージ桜沢のマクロビオティック運動は、
国内ばかりでなく人間革命の理論と実践をあらゆる国の人々の日常生活の中に求めて、自ら一切の私物や家も捨て溢れんばかりの情熱と行動力をピストンに、やがて世界へ向かって旅立って行きます。

 巻2 もくじ 
第一章『ナゼ日本は敗れたか』は獄中で書かれた
第二章「国民生活」新編成の提案と『ル・コンパ』創刊
第三章「世界政府」運動とPU活動
第四章 ノーマン・カズンズとF・S・Cノースロップ博士
第五章 夢と詩と情熱の世界――MI時代(前期)
第六章 無双原理(PU)の世界化にむけて
第七章 ああ、この道を行く人はないのか?――MI時代(後期)
桜沢如一略年表