起業の鉄則塾

私はこれまで4冊の本を出版してきました。その中で繰り返し言っていることの一つが、次の言葉(鉄則)です。
――「魚のいる池で釣りをする」のは商売のイロハである。
このことについては本書でも述べていますが、「魚のいる池」というのは、市場(池)にニーズ(魚)があるという意味に他なりません。そういう池ではライバル(釣り仲間)が集まり競争も激しいけれど、切磋琢磨する競争がなければ発展性がありません。競争相手のいない池には魚(ニーズ)も少ないからです。いたとしても大きな釣果(成果)は期待できません。(「はじめに」より)


はじめに
第1章 失敗を恐れては起業できない
人は失敗から学べるか――― 岡田敏明
■塾長講義録〈鉄則1~6〉
第2章 ビジネスモデルをどう創るか
ビジネスモデルの概念について――― 小西一彦 
■塾長講義録〈鉄則7~12〉
第3章 ニュービジネスの変遷
関西地域におけるニュービジネスの周辺――― 吉田泰三
■塾長講義録〈鉄則13~15〉
第4章 マネジメントとコンプライアンス
ドラッカーと渋沢栄一――― 岡田敏明
■塾長講義録〈鉄則16~19〉
第5章 ビジネスの付加価値とは何か
起業と知財――― 下田佳男
■塾長講義録〈鉄則20~22〉
第6章 お客様に信頼されることが「商人道」である
最高の広告宣伝は、女性の口コミ力――― 村上顕
■塾長講義録〈鉄則23~25〉
第7章 ビジネスは総合的な創造活動である
理系人間から文系経営者に求めること――― 赤松秋雄
■塾長講義録〈鉄則26~30〉
第8章 心にひびく名言名句
◆資料編
あとがき