自費出版
■自費出版の本は「読んでもらう工夫」が必要
自費出版の可能性は大きいけれど
この十年来、自分史や記念誌、作品集など自費出版による本がたいへん増えています。日本自費出版文化賞が誕生(1998年)しているように、商業出版のものと比べても品質の高い本、文化史的に価値ある本も少なくなくありません。商業出版が低迷を続ける今、自費出版の可能性は、これからますます大きくなりそうです。
とはいえ、自費出版の本は「読むにたえない本が多い」というのも、残念ながら事実です。その理由を大きくわけると、2点あります。
(1) 体裁・デザインなどの工夫が足りないから
⇒ 本を開く気も起こらない。
(2) 全体構成や文章表現など編集ができていないから
⇒ 途中で読むのがイヤになる。
最初の企画設計が大事
プロの人気作家が書いた原稿でも、編集者の手をへて初めて世に出るのが出版界の常識。自費出版でも、ベテラン編集者の手を経れば、書店に並べても恥ずかしくない本ができるのです。
本づくりは、家を建てるのと同じで、最初の企画段階(間取り設計や基礎づくり)がもっとも大事です。そのために小社ではベテラン編集者が、企画・編集・印刷製本まで一貫して行なっています。
テーマやジャンルを問わず気軽にご相談ください。
■「原稿の書き方」に迷っていたら、ご相談を
最近は、カルチャーセンターなどで自分史講座なども盛んになっていますから、そうした所で学ぶのも一つの方法でしょう。
しかしそんな時間もないとか、教室で学ぶのは窮屈といった方には、個別のご相談に応じます。直接お会いして書き方のアドバイスやご指導をしたり、メールや電話での質問なども受け付けています。